キュヴェ名であるピエール プレシューズは、このワインを生み出す畑が、土が少なく石(仏語でpierre)の多い土壌である事と、2010年に生まれた息子の名前がピエールである事にちなみ、「大切なピエール」という意味を込め名付けられました。中生代ジュラ紀後期の地層であるポルトランディアン土壌 (石灰質) のこの畑は、白く大きい石が多く見られるのが特徴で、その土壌特性によって、水はけがよくブドウが水を蓄え過ぎるのを防いでくれる上、過度な暑さからもブドウを守ってくれます。その為、ブドウの熟度が穏やかに上昇していくので、凝縮した蜜のようなフレーバーと果実味のいきいきとした雰囲気を併せもったワインを生み出します。
若干濁りのある濃いレモンイエローの外観。白と黄色い花が混じり合ったようなフローラルさ、パイナップル、ライチ、洋梨、桃、アプリコットと言った熟れた果実の香りが湧き上がってきます。果実が前面に出ていますが、シトラスや青リンゴと言った爽快感のあるニュアンスも徐々に表れる様になり、30分ほど経過すると塩バターやハチミツの香りも感じられるようになります。味わいは、程よいボディがありつつ、酸や強力なミネラルを感じられるアレックス節が前面に出た味わいで、パッションフルーツやネクタリンを飲んでいるかのような感覚です。良質な酸と全体を締める程よい苦み、丸みのあるフィニッシュを感じつつ、濃厚な粘性も感じられる素晴らしいワインに仕上がっています。2018年という暑かった年の恩恵を十分に受けた今回のピエール プレシューズ。素晴らしいクオリティを是非堪能してください。 (インポーター資料より)
産地:フランス/ロワール
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
タイプ:白
ビンテージ:2018
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
タイプ:白
ビンテージ:2018